今日から始まった2023年の NHK大河ドラマ『どうする家康』!
冒頭の橋から堀へと落りる松潤の足下の硬いはずの岩場が、セットとはいえ体重でベコベコとへこんでいたのが気になり、少し興ざめのスタートでしたが、大ヒットの『鎌倉殿の13人』の後だけに、全体としてはまずまずのスタートだったのでは…と思います。
ドラマ序盤に、手作りのおもちゃで松潤が無邪気に遊ぶシーンがありましたが、奥にズラリと仏像が並ぶあの場所が、人質時代に家康が過ごした 臨済寺 の座禅堂そっくりの部屋で、冒頭のテロップに臨済寺の名前はあったのですが、下り壁や障子など微妙に部屋の造りが異なっていたため、ムムム???とこれまた気になったまま話はどんどん進んで行きました。
本編後の「どうする家康ツアーズ」では、久能山東照宮 や 静岡浅間神社 が紹介されていましたが、初回がいきなり桶狭間…ということで、思っていた以上に幼少期の 駿府(静岡市)が舞台となる物語は少なかったです。
個人的には、今川義元 の下での 竹千代 時代の家康の成長がもっと描かれると思っていたので少し残念ですが、登場人物として 太原雪斎 の名が無かったことから不思議に思っていましたが、初回を観てこういうことだったのか…と、納得がいきました。
このまま舞台は西へと移って行きそうですが、晩年の大御所さまの時代に、また 駿府 が舞台となる物語がたくさん描かれることを期待します!